【BTC】ビットコインETF遂に承認、半減期まであと100日切りました。

すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、先日の2024年1月10日(日本時間は1月11日)にビットコイン現物ETFがついにSECに承認されました。

米国の証券取引委員会(SEC)は日本時間11日、米国史上初となるビットコイン現物ETF(上場投資信託)の上場を承認した。SECの公式サイトから発表された。ビットコインの価格はこのニュースを受け反応が限定的で、46,000ドル台を推移している。
https://coinpost.jp/?p=503508

ビットコイン現物ETF(上場投資信託)の承認に関しては、数年前から何度も申請手続きが行われていましたが、長年に渡ってSECはビットコインETFの承認を先送りしてきました。しかし、今年に入り資産運用の世界最大手のブラックロック等が申請した11件すべての申請を「加速承認」したとのこと。詳細については、上記記載のコインポストさんの記事詳細を確認してください。

この記事では、ビットコイン現物ETFが承認されたことにより、どんなメリットがあるのかについて簡単に説明したいと思います。ビットコイン現物ETFが承認されたことにより、大手投資運用会社が資産運用の一環としてビットコイン現物への投資がしやすくなったということであり、今後ビットコイン現物ETFへの投資を積極的に行っていくことが予測されるため、新たな投資マネーが暗号資産相場に流入することが期待されます。これまでの暗号資産相場においては、個人投資家や投機筋の投機マネーによる資金流入が大半であったため、荒い値動きや投機的な値動きが多々見られる不安定な相場であり、投資対象として見るのは危険な要素がありました。しかしビットコイン現物ETFが承認されたことにより、より安定的な投資マネーが流入してくることにより、より安全な投資商品としてビットコインおよび暗号資産の相場が確立されていくことが期待されています。

しかしこれらのメリットがある一方で、ビットコインおよび暗号資産のメインコンセプトである”非中央集権型”の金融システムというところから、ビットコイン現物ETF承認により”中央集権型”の金融システムの一部として組み込まれて行ってしまうのではないか?というデメリットも発生してしまいます。ビットコイン現物ETFが承認されたことは、今後の暗号資産相場においてメリットではありますが、それでもなお”非中央集権型”のコンセプトを維持できるのかどうかは、疑問点が残りますね。皆さんはどのように受け止めますか?

またビットコインの次の半減期まで、残り100日を切りました。
※2024年1月15日現在、半減期まで残り94日
ビットコイン半減期を迎えるとマイナー報酬が半減してしまうため、その分ビットコイン価格が倍になる。というのが、これまでの定石となっています。この定石が今後も適用できるのであれば、ビットコイン半減期後に、ビットコイン価格は10万ドル(※日本円価格で換算すると約1,400万円超)を超える可能性を秘めています。某著名投資家たちの中からも、今後ビットコイン価格が数十万ドルに到達する。という強気発言をしている人もチラホラ・・・

次のビットコイン半減期まで残り100日。ビットコイン現物ETFの承認も終わり、暗号資産相場においてポジティブ要素しかない現状です。さてあなたは、暗号資産およびビットコインの今後についてどう捉え、投資を行っていくのか判断材料にしていただけると幸いです。


ビットコイン現物ETFに向けた期待上げによりBTC価格は620万円前後で推移している(2024年1月14日前後)

ビットコイン生誕15周年 過去の歴史と軌跡を振り返る
https://coinpost.jp/?p=302159

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